エイチ・アイ・エスからタブーラへの転職経験口コミ体験談

★転職時の情報
年齢 30代前半
性別 男性(独身)

★転職前
職業 大手旅行会社
職種 営業
従業員規模 14000人(グループ全体)
年収 300万円(手取り)
会社名 株式会社 エイチ・アイ・エス

★転職後
職業 IT系
職種 営業
従業員規模 700人
年収500万円
会社名 タブーラ(本社 アメリカ)

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<転職を決めたきっかけ>

現在、海外赴任中ですが、福利厚生や赴任地手当はなく、さらに前任地から帰任する前に言われていた給与と、出発前に公開された給与で大幅な開き(約50%)がありました。
それでも赴任をして1年活動を行なったが、業務活動に報酬が見合わない為。
賃上げも許可降りず止む無く転職を行うことになりました。

<転職活動中>
もともと転職には興味がありましたので、既に数社登録を行なっていました。
ビズリーチ
→ エンワールド、ダイジョブに登録。
→ロバート・ウォルターズ、リクルートエージェントなど既に登録していた企業へは再アプローチ
→リンクドインも、経歴をアップデートし、求人チェック、繋がっているヘッドハンターらに案件の依頼
リンクドイン経由で営業があり、Wahl & Case K.K.に登録。

ビズリーチ:ハンティング系が多く、待っていてもさほど案件がこないです。
ダイジョブ:日系企業の求人を多く案内いただけます。書類審査も通る企業もありました。
Wahl & Case K.K.:外資IT関係の求人多数。規模が小さな会社からの紹介が多く、エージェントのやりかたが上手いのか、書類審査通過後、面接の日程調整などスムーズでした。最終的に、こちらの企業の紹介した企業への転職が決まりました。

<私のエントリーした企業数>

・転職エージェント経由でのエントリー:15社(日系11社、外資4社)
ビズリーチ経由でのエントリー:15社
書類審査結果:1社のみ書類審査通過(日系1社)※一次面接前に辞退

書類審査結果:日系 3社通過、外資3社通過
一次面接通過:
日系 2社通過、(一社は面接前に内定が決まったので辞退)
外資 2社通過

<面接>
現在も海外に駐在している関係で、面接はSkypeでした。
実際に会社に出向いて面接ではなかったので、リラックスできた点もあれば、会社に出向くことで会社を見ることもでき、面接でも緊張感を高めて臨めたと思いました。

<転職後>
9月3日より業務活動を行うことになります。
拠点はバンコクになり、バンコクの給与水準に合わせての給与待遇となり、業績によってボーナスが出るため、研修期間中と目標未達の場合は、基本給は低いです。それでもバンコクの物価水準を考慮すると、比較的良い給与水準です。
1年後か2年後に異動のオプションを行使できるので、日本勤務になれば日本の給与になります。

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<転職活動を振り返って>

まずは、転職が決まってよかったです。そして、思ったよりも転職活動が短かったかなというのが正直な意見です。(大学時は1年かけて就職活動をしていました。)

退職した先輩社員からは下記の意見をいただきましたので、事前準備をしっかりと行いました。
「大半の企業からはエントリーの段階で落とされるので、片っぱしから受けるといい」
ターゲット(業種)を絞ってエントリーするといいでしょう。私がそれではなかったので時間がかかりました」

私は体育会系卒業でしたが、国立でも早慶、MARCHなどの出身ではありませんでした。
出身企業もサービス業という業種の為、書類審査の通過は比較的少なかったですが、日系と外資の違いが多少でも見えてきました。

日系:学歴、会社名で判断します。
外資:経歴をチェックして、まずは面談を行い、個性を見ます。
※マッキンゼーや、ゴールドマンサックスのような世界的外資は学歴も必要になってきます。


私は、現在の会社で9年ほど法人営業を行ってきました。海外では2カ国合計6年間の営業活動でした。
面接を行なっている途中から、
「駐在期間中に、日系企業への営業の方が大変だった」と思いました。
私が営業活動をしていたのは日系企業で、商談相手は主に所長クラスでした。
日系企業も、大手企業(商社、銀行、メーカー)が多く、難しい質問や要望などもありました。そこで精神的な強さを身につけられたと思っています。

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<これから転職される方へ>

転職活動は、事前にしっかり準備しましょう。
① 履歴書、職務経歴書、CV(外資に提出する履歴書)

複数のエージェントに登録、ヘッドハンターにも相談しましょう。
求人案件を各社に"種まき"をしましょう。

③ 作成した履歴書類は、エージェント経由でチェックを行ってもらう。または、転職を終えた友人らにチェックしてもらいましょう。チェックを数名に行ってもらうことで、様々な視点からのアドバイスが入り、結果として質の高い履歴書類が出来上がります。

④ 面接後、エージェントへ、どういった面接だったかをフィードバックすることが多いです。その為、エージェントへフィードバックした後に、自身でもどういった面接であったか、改善点はどこかなどをおさらいするといいでしょう。転職面接を通して、聞かれる質問は、一次、二次と大抵同じでした。会社を変えても、聞かれる質問は、"志望理由(転職理由)""前職での経歴""自身の強み、弱み"が多いです。

⑤ 同業界への転職は、比較的容易に行えます。ネガティブな状況から転職を行う場合は、本当に転職という選択が正しいのか、自問自答することが良いです。

・今の仕事が忙しいから転職なのか
→それは一過性であって、時期が過ぎたら終わるものではないのか。

・上司と関係がうまくいかない
→部署移動したらそれは解決できるのではないか。

・給与面でよくない
→それは、半年後に改定できる余地があるのか。

こうした質問を行い、本当に転職が必要であるか考えましょう。
私は「新しいことに挑戦したい」というポジティブな面と、「今の待遇が低すぎる」というネガティブな面がありました。
それによって転職を判断しました。