IT営業からプログラマーへの転職体験談
★転職時の情報
年齢 20代前半
性別 女性
未婚・子供無し
★転職前
職業 IT系営業
職種 正社員
従業員規模 50人
年収 220万程度
↓
★転職後
AFTER
職業 IT系
職種 プログラマー
従業員規模 1800人
年収 290万程度
会社名 株式会社KSK
転職を決めたきっかけ~このままでいいのかな?と疑問を持って~
転職を始めたきっかけは、営業として毎日電話やメールをし、「いかにお客様と仲良くなるか?」しか考えない業務に「このままではヤバイな。」と思ったからです。
私は理系の大学を卒業して、当時のIT系営業職に就いたのですが、それは、それ以外仕事が無かったからではなく、企業理念や事業に共感し「ここだ!」と思った会社の採用職種が営業だったからです。
しかし実際に勤めてみると現実を目の当たりにします。
教育なんてほとんどせず給与すらまともに払わない。
やっと手に入れた案件は短期アルバイトレベルの雑用案件。勿論案件に入った人は苦笑いです。そんな案件を獲得するために毎日ご機嫌取りメールと電話。
「これでいいのか?こんなことをしていて自分は理想の自分に近づけるのか?」と強く思い、この会社に居続けることが苦痛に感じてしまうようになったので転職に踏み切りました。
@type転職エージェントを利用。直接聞きにくい賞与額、残業時間など聞ける
転職エージェントは@type転職エージェントにお世話になりました。エージェントを利用すると、直接は聞きにくい賞与の額や実際の残業時間、職場の雰囲気など詳細な情報が心置きなく聞けます。
なので、自分ひとりで選ぶよりも安心して選べました。
また、エージェント越しの応募だったので、普通は書類で落とされそうな求人も何とか通りました。
エージェントの推薦文を企業に送るそうで、それが効いたのかもしれません。
ただ、面談の数をこなせと言われ毎週何件か入れられると気疲れしますが、総合的には満足です。
転職活動中~どんなスキルが得られるか?得たいか?を見極める~
会社に勤めながら転職活動をしていたので、とにかく社内の人間にばれないように気を張っていました。
後は、次の転職でミスマッチが起きないように企業選びの軸を「ビジョン・企業理念・社内風土」というふわっとしたものではなく「どんなスキルを得られるか?」という具体的なものに決めていました。
なので、「そもそもどんなスキルが得たいか?」を常に考えていました。
転職後~プログラマーとして日々スキル磨きをする日々~
うまく希望とマッチした就職先が決まり、現在はプログラマーとして日々技術を磨いております。
年収も上がったので、生活にも余裕が出来ました。何よりも、今やっていること全てがスキル磨きだと思えるので、どんなにキツくても楽しく働けています。
最近できた後輩にプログラムを教えるとき「そうだ、こうやって自分は人を引っ張っていきたかったんだな」としみじみ思うので、思い切って転職をしてよかったと思っています。
転職活動を振り返って~大変だったが転職をしてよかった~
私は前職を短期離職し、転職活動をして色々な人に会い、話し、批評されたり褒められたり笑われたりしました。
しかしそれは自分の生き方や考え方を磨いてもらったのだと考えています。
もし転職しないで我慢していたら、自分の人生を押し殺し、不満だらけの人生になっていたと思います。
たしかに忙しかったり悩んだりして大変ではあったのですが、自分の人生の中ではとても大事な経験になったと思います。
これから転職される方へ~「何を転職先に求めるか」を明確に
もし本気で転職を考えているのであれば、次の転職先に何を求めるかを確実に明確にしておいた方が良いと思います。
転職をお考えになるということは、何かしら現状を変えたい気持ちがあっての事でしょう。
それが何なのかを決めないで何となく次の転職先を決めてしまうと、また「これじゃない感」が出てきたりして余計に転職を繰り返してしまいます。
次の転職先で得たいものを「条件が多少悪くても、それを得るためなら就職したい」と思えるレベルで決めておくと、転職は成功に近づくかもしれません。