運送事務から保険経理事務への転職体験談
★転職時の情報
年齢 20代半ば
性別 女性
未婚、子供なし
★転職前
職業 事務員
職種 運送業
従業員規模 100人
年収 250万円
↓
★転職後
AFTER
職業 経理事務
職種 保険事務
従業員規模 50人
年収 250万円
<転職を決めたきっかけ>
私が転職を決めたきっかけは、休日の数を増やすためでした。
当時、私は運送業で働いていたので、毎日が忙しく、ほぼ休みが取れませんでした。年間休日数は90日程度。しかも毎日の仕事を流してこなすだけという仕事だったので、スキルもあがらず、年齢があがるにつれて危機感が湧いてきました。
そして、三年経ったあるとき、転職を決意することになったのです。
<転職活動中の動き>
私が転職活動を始めた当時は、まだリーマンショックの流れを引きずり、就職市場も活発ではありませんでした。希望していた事務の求人は決して多くはなかったので、ほとんど手当たり次第に申し込んだ覚えがあります。
転職サイトや転職エージェントは利用せず、ハローワークの求人情報だけを頼りに応募しました。
事務はかなりの人気で、時期的にもかなり厳しい条件でしたが、正社員で三年のキャリアは大きかったらしく、選考で書類の段階で弾かれることはあまりありませんでした。
<転職後のキャリアと給与>
六社ほど応募し、いずれも面接選考までいった私ですが、半月ほど活動した結果、現在の会社と巡り合うことが出来ました。
希望通りの事務の求人で、年間休日数は120日を超え、給料は前職とほぼ変わりませんでした。
ただし、待遇面は大幅に改善されましたが、会社の雰囲気や求めている人物像といった面で合わないと感じることも多かったです。
<転職活動を振り返って>
当時の私は情報が少なかったため、ハローワークを活用せざるを得ませんでしたが、あとあとになって転職エージェントを活用して相談すれば良かったと思いました。
ハローワークは地方の求人は多いですが、最低賃金ギリギリの薄給で求人を出しているところがほとんどで、転職先でも大卒の事務員で手取り13万程度というものです。
転職エージェントとしっかり話し合い、自分の希望を洗いだすという作業を若いうちにしておくべきだったな......と後悔しています。
<これから転職される方へ>
転職市場は常に変動しています。
リーマンショックやバブル崩壊など、いつ何があってもおかしくないのが社会情勢で、転職市場はその影響をもろに受けます。
もし、少しでも転職をしたいと思う気持ちがあるなら、その日から毎日でも求人情報を見て、すぐに行動を起こすことをオススメします。
私の経験上、「ここはもう駄目だな」と思った会社が良い方向に持ち直すことはほとんどありません。キャリアアップ、あるいはスキルアップのためにも、人生の若いうちに行動を起こしておくことで、損は絶対にしないと保証します。