管理栄養士正社員から病院派遣社員への転職
★転職時の情報
年齢 30歳
性別 女性
未婚、子なしです。
★転職前
職業 給食委託会社
職種 管理栄養士 正社員
従業員規模 30名（当時の病院で）
年収 350万
会社名 シダックスフードサービス
★転職後
職業 医療系
職種 管理栄養士 契約社員
従業員規模 150人
年収 280万円
会社名 株式会社パーソンズ（派遣元）
台東区の病院（派遣先）
転職を決めたきっかけ～マネージャーになるも残業代が出なくなる～
新卒で給食委託会社に勤め、３年目でマネージャーになりました。マネージャーになる前から残業代を制限されたりしていましたが、マネージャーになると手当が１万円出る代わりに、残業時間は月５０時間くらいありましたが、残業代が１円も出なくなりました。
しかし、その会社ではマネージャーにもランクがあり、マネージャー手当が１万円と３万円の違いがありました。会社の仕組みとして１万円の手当の場合には、残業手当が出るはずだったのですが、当時のエリアマネージャーに騙されていたことを知り、会社のことを信じられなくなったため、転職することに決めました。
転職活動中～正社員は辞めにくいので契約社員を選択～
転職をするに辺り、栄養士として働くのは体力的にも精神的にも限界だから止めようと思っていました。
そのため、マイナビ転職・リクナビ転職など、様々な転職サイトやハローワークにも登録しました。しかし、これといって管理栄養士以外の資格もなければ、特にやりたいことも見つけられないまま、転職活動をしていました。今回は残業がないことと、楽そうというイメージがあった事務職を４～５社受けましたが、その会社のことや自己分析をほとんどできていないまま、就活をしていたので、見事に全滅でした。
あっという間に退職してから３か月が経ってしまい、焦りもあり、栄養士をもう１度やってみようと思うようになりました。そこからは、エイチエや、グッピーという栄養士専門の求人サイトから情報を探しました。しかし、前職と同じような委託会社では、似たようなことの繰り返しになりそうだったことと、スキルアップのため病院側の栄養士になることを決めました。また、再び嫌な思いをした場合、正社員では辞めにくいので、契約社員という道を選びました。
転職後～給与は100万円程減ったが残業無しに～
入った職場は、月～金で日勤のみ、残業なしと希望通りの働き方ができました。ただ、給料は年収にして１００万近く下がってしまいました。しかし、今回の転職活動では給料よりも、残業の有無や勤務時間を重視していたので、転職活動はうまくいったと思っています。契約期間が終了したので、今はまた別の職場にいますが、働く時間の調整ができたことによって、栄養士の仕事が嫌だった訳ではないと思うようになりました。
転職活動を振り返って～自分がどういう仕事をしたいかが大事～
月並みですが、自分がどういう仕事をしたいのかを考えることが、大切だと感じました。なんとなく選んだ会社では、面接する方に伝わってしまったのだと思います。また、同じ職種でも、働く場所によってこんなにも働きやすさが変わることも実感し、あの時転職をしてよかったと思っています。
これから転職される方へ一言～一番大事なことは何かをしっかり考える～
転職活動をする時には、何を１番に重視するかということを決めることが大切だと思います。転職に踏み切るには勇気もいると思いますが、自分にとって大切なものが整理できていて、それが現職で叶わないのであれば、思い切ってみてください。そこがブレなければ、納得した転職活動ができると思います。
